【再開】麺屋独虎の新ブランド「味噌拉麺 琥とら Kotora」登場!
5月末、惜しまれながらも無期限休業に入った「麺屋独虎」。
ファンを沸かせたラストメニュー“マグマ”の衝撃がまだ胃袋に残っているというのに…。
まさかの再開。
しかも、休業発表からわずか1週間というスピード感での再登場。
新ブランド「味噌拉麺 琥とら(Kotora)」として、つがる市柏で華々しくリスタートを切ったのです。

いやおい!ってツッコミが全青森を駆け抜けたのは、もう間違いない。
これ、演出だとしたらやっぱり独虎らしくてセンス良すぎ!(独虎信者の妄信)
展開早すぎない? こっちはまだ独虎ロスだったんだけど!?
悲しい → 嬉しい → 驚き→ツッコミ……気持ちがあらゆる方向に反復横跳び。
これはもう、確かめに行くしかない。
味噌拉麺専門店としての旗揚げ。金舌の系譜
場所はこれまで通り、柏温泉のすぐ隣。
暖簾には、エモーショナルにたなびく「琥とら」の文字。

“新ブランド”とはいえ、根っこにあるのはあの「独虎」だ。
独虎が手がけるラーメンは、そのどれをとっても一本で勝負できる超一流。
これに異論ある人、正直ヌーブです。
メニュー(券売機)
潔さが冴える、味噌一本勝負。

トッピングメニューは「コーン、バター、チーズ、きくらげ」各100円
味噌拉麺 ¥900
「熱いので気を付けてください」は、お決まりだが…や、本当に熱々!びびるくらい熱い🔥

まずはビジュアルを堪能。奇をてらうわけでもなく、The王道STYLE。湯気を封じ込めた油膜が美しい…。

ハリコシ色よき金色の中太麺、麺そのもの甘味、圧巻の力強さ。
そして、肝心のスープはというと、西山麺に負けず、轟くほど調和!
これ、栄養ドリンク!
肉々しさと香ばしさが両立した重厚なスープは麺の風味を際立たせ、ダルさは微塵もなく程よき甘さ。
─これが絶妙なバランスの頂点なのか…舌全体が歓喜の宴♡
バシッと決まるのは、舌の中心だけでなく、舌の両端の縁、喉の奥まで余韻が広がる旨味成分。
酸味とは違う、ひゃりっとした感覚を旨味以外で表現ができないのだけど、これは美味い。

あれよあれよと、飲む勢いが止まらず、このとおり完汁。
辛痺節味噌“きがくるう”¥1200
まがまがしい名前と見た目のこちら「辛痺節味噌“きがくるう”」
基本の味噌に、デスな雰囲気の何やら真っ赤な物体が降り注いでいます。

見た目以上に名前のインパクトがとんでもく強烈。ここにも独虎らしい個性を感じます。

まずは、スープを一口…。
辛さが来る前に、魚節の豊かな香りがふわっと広がり、
そして、一呼吸遅れてやってくるのは、暴君ハバネロを思わせるドライで鋭い辛さ🌶🔥

ビビりつつも、もう少し混ぜて二口目。
「あれ?」なんか、ほんのり“マグマミ”が顔を出したかと思いきや、
すぐに強烈な痺れが満面の笑顔で襲いかかってきた!
※解説:マグマミ(味)とは、元祖マグマ富士麺の表現が難しいエスニック風味?な謎味。個人的感想。
やられる前にやってやる!
辛さだけでも手強いのに、痺れがマジでパナイ⚡しかも激熱…
察しの通り、“きがくるう”ことは避けられない。

麺の甘みがまるでオアシスのように染み渡る一方で、スープはまさに魔界村。
心の中でキアリク(麻痺解除の呪文)を唱えること推奨。

それでも、不思議なことにスープの旨味はまったく消えない。
刺激と旨味がバランスを保ちながら、ハードな攻撃を仕掛けてくる刺激的で中毒性の高い一杯だ。

お水のセルフコーナーにちょこんとあるので、必要な方はチェックね。
辛痺節にニンニクを入れると、そもそも刺激の塊のニンニクが、中和剤になる謎展開も味わえちゃう。

この段階になっても、スープが冷めない(完汁)
なんか、この一杯で一週間生きていけそう。
そんな刺激とエネルギーにあふれた満足度の高いラーメンでした。
【番外編】稲垣まつりと幻のマグマ
──琥とら初訪問の日。
実はこの日、「稲垣まつり2025」で悶絶汁なしマグマが提供される予定だったんです。
そう、独虎がイベントに二日間限定で出店するはずだったのに…
あいにく当日は悪天候。
出店は中止になり、SNSを見てみると、けっこう早い段階で「今日はお休みします」と告知されてた模様。

確認せず突撃した私、おバカさんです。
でも、ただでは転ばない。
マグマが無理なら──新店だ!ということで、琥とらへ方向転換(結果オーライ!)
もしかしたらまたどこかのイベントでマグマが復活するかも…?
だからこそ、公式SNSの動きには常に目を光らせておくべし!
【琥とら調査報告まとめ】張られた伏線!?
「琥とら」は、“独虎の続き”なのか?
それとも、“独虎の進化”なのか?
ひとつ確かなのは——
今また、新たな物語がつがる市柏で静かに、そして確かに動き出しているということ。
しかもその味、ファンを裏切るどころか、
確信レベルで「うまい」を叩きつけてくる。
さすがの虎。もう感無量でむせび泣くしかない…!
「第一弾」という言葉の意味
気になっていたのは、琥とら再開告知に書かれていた「第一弾」という文字。
え、それってつまり…?
第二弾、第三弾が控えてる可能性、大じゃない?
そんな期待がふくらんでいた、ある日のこと。
正体は独虎が仕掛ける「焼肉 虎 ニグドサゲ」だった!
なかなかフォロワーが増えない私のInstagram に、
突如現れた不審(?)な新フォロワー。
その名も──
🔥 焼肉 虎 ニグドサゲ 🔥
まさか、と思っていたら…
ついに正体が明かされた!(2025年6月24日現在)以下、告知文です👇
独虎伝説第三章始まってるじゃん!
破竹の勢いすぎて、こっちは追いつけない(笑)
しかも、あのフォロー。
まさかの“匂わせ先行告知”だったってこと!?
しれっと粋な仕掛けしてくるあたり、ほんと好き…泣ける。
泣きすぎて、また塩分補給が必要になりました。
……この先告知フォローは、控えめに言ってめちゃくちゃ嬉しかった!
だからせめて、感謝のしるしに。
この記事で応援させていただきます!
店舗情報 味噌拉麺 琥とら Kotora
麺屋独虎 (めんや どっこ)あらため、味噌拉麺 琥とら(Kotora)
所在地 | 〒038-3102 青森県つがる市柏下古川絹森1−4 |
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営業時間 | 10:30=15:00 L.O 14:45 https://www.instagram.com/menya_dokko/ |
定休日 | 木曜日 |
オーダー | 券売機 |
支払方法 | 現金 |
駐車場 | あり |
備考 | テーブル席、カウンター席、子ども椅子 食器あり |
※記事掲載時点の情報です
位置情報 (味噌拉麺 琥とら)
新店:焼肉 虎 ニグドサゲ(焼き肉レストラン花門跡地)
独虎新ブランド 焼肉 虎として現在プレオープン中とのこと🐯
公式はこちらから⇒焼肉 虎Instagram
おまけの考察
「琥」とは、もともと「琥珀(こはく)」に使われる漢字で、
美しく光る茶褐色の宝石を意味します。
古代中国では、「虎のように強く美しいもの」にたとえられることもあり、
**「琥=虎」**という語呂合わせ的な意味合いでも用いられてきました。
つまり──
琥珀のように美しく、虎のように力強い。
そんなイメージをまとう「琥とら」という店名には、
新ブランドの姿勢・品格・美学が凝縮されているのではないでしょうか。
いずれにしても、
この“名前選び”ひとつとっても、プロモーターかブランディングの鬼。
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